アジアの脱炭素化促進でルール形成 AZEC首脳会合が共同声明採択 今後10年のための行動計画を合意
アセアン9カ国、豪州および日本の計11カ国からなるアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)は11日、第2回首脳会合をラオスのビエンチャンで開き、共同声明を採択した。アセアン関連首脳会議の機会を捉えたもので、日本から石破茂首相らが参加した。共同声明では「今後10年のためのアクションプラン」を合意。具体的には、①アジアの脱炭素化に資する活動を促進するルール形成を含む「AZECソリューション」の推進②温室効果ガス(GHG)排出量の多いセクターの脱炭素化および排出削減を促進するイニシアチブの始動③廃棄物処理や農業等の分野における具体的プロジェクトのさらなる推進――の3つを柱としている。首脳会合で石破首相は、将来的に域内のクリーンエネルギーの供給基地として、ラオスにおける日本の強みを生かした「オファー型協力」を検討していく考えを示した。
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