中央環境審議会における土壌・地下水環境の考え 土対法見直しに向けた点検を意見具申 硝酸性窒素対策や地中熱利用の推進などに言及

土壌環境行政は昨夏、環境省内の組織改編により水・大気・土壌環境等を一体的に管理する環境管理課に集約され、土壌汚染対策法など関係各法を同課内の環境境汚染対策室が担う体制となるなど大きく変化した。こうした中、今後の土壌・地下水環境施策の方向性を考える上で重要な考え方である「今後の水・大気環境行政の在り方について」が昨年6月末に中央環境審議会会長から環境大臣へ意見具申されている。また、中環審において土壌・地下水環境分野の審議を進める小委員会や専門委員会の再編等も進んでいる。意見具申の概要や中環審における土壌・地下水環境の審議体制の変更について紹介する。

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