建物の構造部材の再利用 CO2排出49%削減 大林組が実証 

大林組は6月27日、建物解体後の鉄骨やコンクリート製の構造部材を新築建物へリユースする国内初という取り組みを自社技術研究所内の「実験棟オープンラボ3新築工事」で開始した。これまで溶解や破砕され、新たな建築材としてリサイクルされることが多かった鉄骨やコンクリート製の構造部材を、新築建物の構造体に再利用する。構造部材の製造に伴うCO2排出量は69・3トンCO2で、新たに全ての資材を調達する場合に比べ、約49%(65・8トンCO2)の削減を見込んでいる。

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オープンラボ3(OL3)における構造躯体のリユース

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