土壌汚染調査・対策事業 21年度の受注実績29%増887億円
土壌環境センターはこのほど、2021年度の土壌汚染調査・対策事業受注実績をまとめ、公表した。受注件数は前年度比32%減の4612件となったが、受注高は同29%増の887億円となっており、一件当たりの受注高は比較的好調に推移したものと見られる。
調査は、同センター会員98社を対象に実施したもので回答企業は80社。このうち66社は受注実績があった。受注件数の内訳をみると、調査は同38・8%減の5524件となったのに対し、対策は同2・2%増の1169件となっており、対策件数は伸びている。
一方、受注高の内訳をみると、調査が同22・6%増の92億円、対策が同約30%増の795億円といずれも増加しており、1件当たりの受注高が好調に推移したことが見て取れる。