「廃炉時代」、浜岡原子炉「解体」着手 高汚染廃棄物、地中で数百年監視
商業用の原子炉の解体作業が17日、国内で初めて始まった。中部電力は同日、2009年から廃炉作業を続けている浜岡原発1、2号機(静岡県御前崎市)のうち、2号機の原子炉解体作業に着手したと発表した。1号機の原子炉も26年度に解体作業を進める。廃炉が決まっている国内の原発は24基あり、「廃炉時代」が本格的に始まるが、廃炉完了には人が近づけないほど放射線量が高い廃棄物の処分場が決まっていないなど、いまだ解決策の見えない課題が山積している。

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