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東風西風とうふうせいふう

プラスチック製レジ袋の有料化実施から、1日で丸3年が経過した。スーパーやコンビニなどでレジ袋が有料なのは、当たり前のこととして定着してきた感がある。レジ袋辞退率も確実に高まっている。ただ、この賛否については、いまだに意見が分かれているようだ▼プラスチックによる海洋汚染が世界的に問題となる中で、「軽くて風に乗って海に流出しやすいレジ袋の削減を目指すのは良いこと」「プラスチック問題を考える良いきっかけになった」という賛成意見がある一方で、「レジ袋はプラスチック全体の1~2%にすぎずあまり効果がない」などの否定的な声もある▼確かにレジ袋を減らすだけでは不十分。このため、昨年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法では、飲食店のストロー、コンビニのフォーク、スプーン、ホテルの歯ブラシ、髭剃りなどの使い捨てプラ製品の削減が義務づけられた▼ただ、これらは有料化や提供禁止といった明確な規制はなく、ストローが紙に変わった飲食店は多いようだが、コンビニのスプーンやホテルの歯ブラシなどは要求すればもらえるところが大半で、どこまで効果が出ているか疑問だ。本格的に使い捨てプラを削減するには、もう一歩踏み込んだ施策が必要ではないだろうか。(心)