年頭あいさつ・会見 世界の脱炭素に向け一層の貢献 産機工の斎藤会長

日本産業機械工業会の斎藤保会長は1日に公表された年頭所感で、2023年はGXやDXへの対応がさらに進展する、わが国にとって正にターニングポイントの1年になるとしている。特に昨年末に政府がまとめた「GXの実現に向けた基本方針案」では、水素、アンモニアの制度構築やインフラ整備を進めるとともに、大規模かつ強靱なサプライチェーン構築への支援などが示されたことなどを紹介。

そうした中、産業機械業界としては、水素、アンモニア、CCUS(炭素回収・利用・貯留)などの脱炭素等に関する優れた技術や製品、サービスを広く提供していくことで、わが国のみならず世界の脱炭素に向けて、一層の貢献をしていく考えを強調している。

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斎藤保会長