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下水協 下水道の老朽化対策急務 国の支援要望へ緊急提言活動

日本下水道協会(会長=大西一史熊本市長)は4月23日、下水道インフラの急速な老朽化の進行に対応するため、内閣官房や財務、国土交通など関係省庁や自民党に対し、緊急提言活動を行った。1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損に起因するとみられる道路陥没事故を契機に、下水道施設の老朽化問題が改めて浮き彫りになったことを受けたもの。提言では、高度経済成長期に集中的に整備された下水道施設が急速に老朽化し、多くの国民がその安全性に不安を感じている現状を指摘。こうした状況を踏まえ、現在国が進めている「国土強靱化実施中期計画」において、下水道施設の老朽化対策を重要な施策として明確に位置付け、必要な予算措置や支援制度を拡充するよう強く求めた。

下水協 下水道の老朽化対策急務 国の支援要望へ緊急提言活動_緊急提言を受け取る坂井学国土強靱化担当相(中央左)と大西下水協会長(中央左)
緊急提言を受け取る坂井学国土強靱化担当相(中央左)と大西下水協会長(中央左)

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