国際航業 PFASの種類ごとの挙動特性に応じた対応提唱 24年度にはPFNAなど追加して再評価

有機フッ素化合物(PFAS)の土壌・地下水汚染調査・対策技術の開発等に取り組んでいる国際航業は、土壌・地下水中での挙動特性の評価を通じ、PFASの種類や構造(直鎖・分岐鎖)ごとに異なる地中での挙動特性に応じた調査・対策を提唱している。要監視項目として暫定指針値が設定されたPFOS、PFOA(合算値で50ナノグラム/リットル)だけでなく、2024年度には要検討項目となっているPFNAとPFBAなどPFAS群も含めた挙動特性評価、浄化適用可能性試験も実施。これらの結果と同社の見解を取材した。(エコビジネスライター・名古屋悟)

国際航業 PFASの種類ごとの挙動特性に応じた対応提唱 24年度にはPFNAなど追加して再評価_図1 カラム試験土壌含有量の変化
図1 カラム試験土壌含有量の変化

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