電力、燃料、次世代産業の協力で合意 AZEC閣僚会合が共同声明 アジア・ゼロエミセンターも発足

アセアン9カ国、豪州および日本の計11カ国からなる「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」は21日、第2回閣僚会合をインドネシアのジャカルタで開き、共同声明を採択した。それによると、今後10年を見据え、①電力のゼロエミッション化②持続可能な燃料の市場創出③次世代産業の構築――の3つの分野別協力イニシアチブに合意した。また、同日、関連の政策支援を担うアジア・ゼロエミッションセンターが、ジャカルタにある東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)内に発足した。さらに、23年12月の首脳会合以降、今回の閣僚会合に向け、パートナー国の関係機関との間で新たに締結された約70件に上る基本合意書(MOU)が公表された。

電力、燃料、次世代産業の協力で合意 AZEC閣僚会合が共同声明 アジア・ゼロエミセンターも発足_今回の会合に出席した各国の閣僚ら(経産省HPより)
今回の会合に出席した各国の閣僚ら(経産省HPより)

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