下水処理場へのAI導入 ベンダーフリーによるデータ共有が鍵

国土交通省の「AIによる下水処理場運転操作デジタルトランスフォーメーション(DX)検討会」はこのほど、論点を整理した中間報告を公表した。中間報告では、下水処理場の運転管理自動化に向けAIの導入を進めるには、AIの運用に必要な運転管理データを異なるソフトベンダー間でも共有できるようにすることが鍵になるとし、そのための働きかけ(ベンダーロックの解消)や、AIの性能について正しく評価する手法の整備、AIが答えを導き出し、判断する根拠を見える化し、その透明性を確保するための技術開発などを進めていくことが必要だとしている。

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