国交省24年度上下水道関係予算概算要求 上下水道基盤強化等補助金を創設へ ウォーターPPPの導入加速化
国土交通省は24日、2024年度予算概算要求を公表した。(1面参照)24年度から、上水道整備・管理行政の一部が厚生労働省から国交省に移管されることに伴い、上水道も合わせて国交省が要求した。今後、上下水道一体での運営基盤の強化などが求められることを受け、上下水道共通の新たな補助金として「上下水道基盤強化等補助金」(行政経費、39億6千万円)を創設した。同補助では、官民連携の新たな枠組みであるウォーターPPPの導入や上水・下水汚泥資源の利活用加速、上下水道事業でのIoT等新技術の活用、上下水道科学研究費の創設による上下水道の共通課題に関する基礎研究の推進、国交省のTEC―FORCE(緊急災害対策派遣隊)の水道に対する被災対応(給水車支援の強化)の強化などを図る。
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