浮体式洋上風力実証事業 秋田県南部沖など2海域を選定 NEDO・GI基金で実施、14社参画

経済産業省は11日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション(GI)基金による「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトの一環として、浮体式洋上風力発電実証事業を実施する2つの海域と、参画する計14の事業者を選定したと発表した。フェーズ1としてすでに実施している要素技術の開発に加え、今回フェーズ2としてシステム全体の実証事業を行うもの。選定された海域は①秋田県南部沖②愛知県田原市・豊橋市沖――の2つで、事業者の内訳は、①が丸紅洋上風力開発(幹事会社)、東北電力、秋田県南部沖浮体式洋上風力、ジャパンマリンユナイテッド、東亜建設工業、東京製綱繊維ロープ、関電プラント、JFEエンジニアリングおよび中日本航空の9社、②がシーテック(同)、日立造船、鹿島建設、北拓および商船三井の5社となっている。

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