環境図書館 建築とエネルギーの人類史 バーナバス・カルダー 箸、岩崎 晋也 訳
本書は建築物とエネルギーとの関係性を数千年規模の視程でたどる。従来の建築史が多く「形」を論じたのに対し、エネルギー利用が建築物の姿や人々の審美観を形成してきた側面に光を当てる。建築物はつくる過程で火力や電気などさまざまな動力を使ってきた。維持にもエネルギーを必要とするなど切り離せない関係。古代エジプトからヴィクトリア朝、第二次大戦後の現代に至るまで捉える。
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