音の波が、語ることは(1) 7月、水の音 海を歌い、考える 『ゴミの戯れ』という不協和音が大きく鳴り響く
深海の底に沈む前、どこで食い止められるか
Dieu fluvial riant de l`eau qui le chatouille
水にくすぐられて笑う河の神
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルのピアノ曲『水の戯れ』。楽譜の冒頭、ラヴェルは題辞としてアンリ・ド・レニエの詩『水の祭典』からこの一節を掲げた。

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