運転禁止 年内にも解除へ 柏崎原発 規制委、東電の社長聴取後

テロ対策の相次ぐ不備で事実上の運転禁止命令が出ている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、原子力規制委員会は6日、テロ対策や事業者としての適格性の点で問題がないと判断した。山中伸介委員長らは11日、現地調査を実施した。20日の東電社長との面談を経て、命令解除の可否を最終的に判断する。年内にも解除される見通しだが、再稼働には地元の同意が必要なため、年度内の稼働は難しい状況だ。

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