下水由来の水素ステーション刷新 福岡市

水素社会の実現に向けて「水素リーダー都市プロジェクト」を推進する福岡市は、下水から水素を製造する地産地消型水素ステーションをリニューアルする。同市と5社の共同体からなる福岡市グリーン水素活用推進協議会が26日から事業を再開する。

下水汚泥から水素を創出する取り組みは、2014年の下水道革新的技術実証事業(B‐DASHプロジェクト)に採択され、福岡市が中心となって産官学で取り組んできた。中部水処理センターで、下水汚泥を処理する過程で発生したバイオガスから膜分離装置により高濃度メタンガスを回収し、それを水蒸気と反応させて水素を創り、吸着剤でCO2を吸着するなどして高純度水素を製造している。

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