WOTA、水循環システムを社会実装へ 上下水道不要の小規模分散型 自治体等と連携し実証実験開始
WOTA(東京都中央区)は、住宅ごとに設置し生活排水を処理・再利用する上下水道不要の小規模分散型水循環システムの社会実装に乗り出した。東京都の離島である利島村と愛媛県の住宅に同システムを導入し実証実験を開始した。自治体のほか日本政策投資銀行、ソフトバンクなどとも連携する。2030年までに標準モデルを確立し、40年には人口密度が低い地域のインフラとしての確立を目指す。東京都内で8月31日に開いた説明会で、前田瑶介代表取締役CEOは「日本の上下水道の歴史が変わる日だ」と述べ、「Water2040」プロジェクトと名付けたこの取り組みの意義を強調した。

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