光化学オキシダントの環境基準見直し 中環審小委、短期に加え長期影響も評価
中央環境審議会(環境相の諮問機関)の大気汚染物質小委員会は5月22日、第1回目の会合をオンライン開催し、オゾンなど光化学オキシダントの環境基準を見直す方向性を議論した。これまで1時間値で0・06ppm以下とし、短期間の評価基準のみを示してきたのに対し、人への短期暴露や植物も含む長期間の影響を考慮する必要があるとして、短期、長期の2つの評価基準を示した。新たな基準は短期の評価について8時間値で0・07ppm以下、長期で日最高8時間値の年間平均値を0・04ppm以下とした。長期、短期の両方の条件を満たした場合「達成」とみなす方針。
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