廃棄物処理業者が生き残るための脱炭素経営(44) サプライヤー向け脱炭素の取り組みと廃棄物処理業者の役割
「資源循環パートナー」としての存在感を高め
企業の脱炭素経営では、Scope1・2の直接排出だけでなく、サプライチェーン全体にわたるScope3への対応が強く求められている。Scope3は調達から廃棄に至るまでの排出を含み、場合によっては全体の8~9割を占めることもある。しかし、自社の努力だけで正確に把握・削減することは難しく、サプライヤーの協力が不可欠である。ところが現実には、多くのサプライヤーが十分な知識や技術を持たず、企業の取り組みが進展しにくいという課題がある。
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