サーキュラーエコノミー実現を目指して~CPsガバニングボード委員に聞く~(6) 京都高度技術研究所副所長 酒井 伸一 氏
京都高度技術研究所副所長、京都大学名誉教授、中央環境審議会循環型社会部会部会長 酒井 伸一 氏
CEは「循環型社会」を作り上げるための手段
新たな循環計画、新法で「第2の変革期」に臨む
今年は5月に「再資源化事業等高度化法」が成立、8月に「第五次循環型社会形成推進基本計画」が閣議決定されるという、廃棄物処理・資源循環行政にとって大きな転換点の年となった。循環基本計画では、循環経済(サーキュラーエコノミー、CE)を国家戦略とすることが打ち出された。中央環境審議会循環型社会部会の部会長として、これらの策定議論の取りまとめ役を果たした京都高度技術研究所の酒井伸一副所長(京都大学名誉教授)は、目指すのは「循環型社会」であって、そのための手段となるのが「CE」だと強調する。酒井氏に、循環基本計画の特徴やCEについての考え、サーキュラーパートナーズ(CPs)に参加する意義などを聞いた。

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