廃棄物再資源化プラントでローカル5GとAI活用した実証実施 NECと石坂産業、スマートプラント実現で

日本電気(NEC)と石坂産業(埼玉県三芳町)は、再資源化処理を行う石坂産業のプラントで、ローカル5GとAIを活用してスマートプラントの実現を目指す実証実験を昨年10月~12月に実施した。同実証には、ローカル5G構築やAI実装を積極的に支援するインテルも参画し、異業種間連携で各社のノウハウ・技術を結集した。廃棄物処理業界では人手不足が深刻な課題になっており、また石坂産業の再資源化プラントでは、重機と作業員が同じヤードで連携して作業する際の接触事故のリスク低減や、粉じんの多い労働環境の改善が課題となっている。今回の実証では、ローカル5Gの高速・大容量・低遅延の特長を活かして、重機の稼働状況や廃棄物の処理量をリアルタイムで可視化し、作業効率の改善検討やリスクの把握を実施した。また重機の遠隔操縦により、作業の効率化・省人化に加え、過酷な現場から離れた安全・安心な作業環境の実現に向けて検証を行った。

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