リチウムイオン電池はどこに ―テラヘルツ電波探知を応用したLiBの発火事故防止対策 芝浦工業大学チームリサイクルデザイン
廃棄物処理・リサイクル施設でのリチウムイオン電池発火事故防止のために、本研究グループは、電波の透過性が高い非極性物質の廃プラスチック中に混入した電波の反射性の高い金属部材を検出できるUWBレーダーを用いた検査手法を研究している。UWBはUltra-Wide-Bandの略で「超広域無線通信規格」の意味であり、広い帯域を利用して非常に小さな出力の電波で通信できる特徴がある。人体に影響がなく安全であることから、医療機器や電子機器、位置測位など幅広い分野に活用できる技術として、現在注目されている。
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