化石燃料、「段階的廃止」を削除 COP28 GST成果文書の新草案 消費・生産の「削減」に表現後退
UAEのドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、議長のジャーベルUAE産業・先端技術相は11日、パリ協定の目標達成に向けた世界全体の進捗状況を評価する初のグローバル・ストックテイク(GST)に関する成果文書の新草案を示した。それによると、締約国に求める行動として、8日に示した最初の草案に選択肢としてあった化石燃料の「段階的廃止」を全て削除し、化石燃料の消費・生産の「削減」に表現が後退している。産油国などの強い反対を反映したものと言えるが、欧米などは反発しており、会期末の12日に合意できるか、ぎりぎりの交渉が続いている。
全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。
記事本文残り80%
続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。
- 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
- 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
- 初月無料で有料会員に登録できます。