地球を見つめ直す(11) 科学・環境ジャーナリスト 横山裕道 米政権抜きでも脱炭素に弾みを

2年続いた夏の猛暑は記憶に新しい。我々のCO2排出が温暖化を進め、産業革命前から21世紀末までの気温上昇を1・5℃にとどめるという国際目標はすでに夢物語に近い。このままでは気候危機が将来世代を苦しめる。大事な時に温暖化懐疑論者のトランプ氏が米大統領に就任した。

地球を見つめ直す(11) 科学・環境ジャーナリスト 横山裕道 米政権抜きでも脱炭素に弾みを_荒涼たる月と浮かび上がる青いビー玉のような地球。1968年12月にアポロ8号の飛行士が月周回軌道上で撮った写真は20世紀の世界的な環境運動の象徴に。その地球がいま気候危機に直面する(NASA提供)
荒涼たる月と浮かび上がる青いビー玉のような地球。1968年12月にアポロ8号の飛行士が月周回軌道上で撮った写真は20世紀の世界的な環境運動の象徴に。その地球がいま気候危機に直面する(NASA提供)

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