サーキュラー25環境新聞オンライントップバナー2階層目以降サイズ:W 850× 150

プラ条約交渉会合 条文案の合意を先送り 生産規制など巡り依然対立 再開会合で議長案もとに交渉継続へ

プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際条約の策定に向け、11月25日から韓国の釜山で開かれていた政府間交渉委員会の最終(第5回)会合は2日未明、今回の会合を休会し、条文案の合意を先送りすることを決定した。最大の焦点であるプラスチックの生産規制などを巡り、各国の主張が依然対立しているためで、2025年に開く再開会合で交渉を継続する。再開会合では、同委員会議長のバルディビエソ駐英エクアドル大使が最終日の1日に示した条文案が交渉の出発点とされる。そのなかには、プラスチックの生産を削減するための「世界目標」を第1回締約国会議で採択する選択肢などが含まれており、再開会合での交渉打開に向けた今後の動向が注目される。

プラ条約交渉会合 条文案の合意を先送り 生産規制など巡り依然対立 再開会合で議長案もとに交渉継続へ_再開会合での交渉継続などを決定する交渉委員会のバルディビエソ議長(提供・国際持続可能開発研究所)
再開会合での交渉継続などを決定する交渉委員会のバルディビエソ議長(提供・国際持続可能開発研究所)

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り74%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。