EP方式が短工期、経済的 CCUS貯蔵・輸送性を定量比較 日本郵船、千代田化工建設ら

日本郵船と関連会社のKnutsen NYK Carbon Carriers AS(ノルウェー、クヌッツェン)、千代田化工建設の3社は1月31日、CO2の液化や一時貯蔵・輸送の定量的な比較を実施したと発表した。海運会社とエンジニアリング会社が協力し、液化CO2にかける温度と圧力を常温昇圧(EP)、中温中圧(MP)、低温低圧(LP)の3方式で回収から一時貯蔵、海上輸送といったCCUS(CO2の回収・利用・貯留)バリューチェーンで経済性を検討した。既存パイプラインの製造原理を応用したシリンダータンクを液化CO2輸送船・陸上貯蔵設備に活用するというEP方式では、大幅に工期を縮め用地を有効に使えるという。投資額や運営費用の節減、運営に要するエネルギー効率の向上につながることを確かめた。

EP方式が短工期、経済的 CCUS貯蔵・輸送性を定量比較 日本郵船、千代田化工建設ら_CCUS貯蔵・輸送のイメージ
CCUS貯蔵・輸送のイメージ

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