エネルギーコンサルタント・越智文雄の「持論・時論・自論」 ~ 新型コロナの発生から満5年 次のパンデミックに備えよ!(3)
被災地で役立った次亜塩素酸水の噴霧
次亜塩素酸水溶液普及促進会議(JFK)は昨年の能登半島地震の支援活動を通じ、避難所での感染対策に協力し、内閣府感染対策危機管理統括庁へ次亜塩素酸水を政府の備蓄リストに入れるように提言してきた。
今回のパナソニックの実空間での実証試験の発表の影響はたいへん大きなものであり、現在の新型インフルエンザ、新型コロナウイルス、マイコプラズマ肺炎などの感染拡大対策に大きな解決策をもたらし、鳥インフルエンザ、ノロウイルス、風疹を始めとする空気感染を次亜塩素酸水で予防できることを知らしめるものです。
日本の水道水は世界で唯一、蛇口での残留塩素濃度を0・1㎎/ℓと定めているのをご存知でしょうか?
私たちは薄い次亜塩素酸水そのものを毎日飲んで、顔を洗っているのです。消毒されたプールの中で他人の病気が感染しないのと同じように、沢山の人が出入りする空間の空気中の菌を殺していくことで感染を防止する方法があるので、超音波加湿器に薄い次亜塩素酸水を入れるだけで良いのです。
新型コロナウイルスの発生から5年が経ちました。一度あの不幸な時代の全てを総括して、馬鹿げた判断と利権の歪みをあぶり出して現在の感染対策に役立て、次のパンデミックに備えるべきです。今度こそアルコールだろうがワクチンだろうが利権にだまされず、正しい情報を自分の目で確かめることが必要です。(次回は、3月10日配信予定)