IMO 海洋汚染防止条約改正案に合意 国際海運のGHG50年ゼロ達成へ
国連の国際海事機関(IMO)は11日、ロンドンで開いていた第83回海洋環境保護委員会で、国際海運の温室効果ガス(GHG)排出を2050年頃までにゼロとする目標達成に向け、海洋汚染防止(マルポーロ)条約の改正案に合意した。日本と欧州が共同提案していた①船舶の使用燃料を段階的にGHG排出量の少ない代替燃料に転換する燃料規制制度②ゼロエミッション燃料船の導入に経済的インセンティブを与える制度――を柱とするもの。改正案は、25年10月に開催が予定される同委員会の臨時会合で採択の審議が行われ、早ければ27年3月に発効する見通し。

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