産業廃水のアンモニアを回収・資源化 産総研とフソウ 吸着材開発、サンプル出荷開始へ

産業技術総合研究所(産総研)とフソウは12日、産業廃水中に含まれるアンモニウムイオンを選択的に吸着し、効率的に回収・濃縮できる新たな吸着材を開発したと発表した。メッキ廃水などの窒素を含む産業廃水からアンモニウムイオンを回収し、下水放流可能な濃度まで低減。回収したアンモニウムイオンは資源として再利用する。排水処理を通した窒素循環の実現につなげる。開発した吸着材はプルシアンブルーをベースとしており、近くサンプル出荷を開始する予定。

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