東京下水道の危機管理対応の強化と令和6年能登半島地震に係る被災地支援の取り組み 能登半島地震 東京都 菅間 和宏
災害時の下水道機能確保へ計画的に対策推進
東京都 下水道局 総務部 調整担当課長 菅間 和宏
上下水道一体の復旧で最大限の効果
東京下水道の危機管理対応の強化
東京都下水道局(以下、当局)では「経営計画2021」にて、お客さまの安全・安心を支えるため、首都直下地震や想定し得る最大規模の降雨、感染症などさまざまな危機への対策を計画的に推進し、危機発生時に的確に対応できるよう、「①災害や重大事故などの危機発生時においても、下水道機能を確保するため、迅速な応急復旧体制を整備、充実する」「②区市町村などと連携し、下水道施設を活用した防災対策を強化する」「③震災や浸水などの災害から生命や財産を守るため、お客さま自らが災害に備える取組を進めていただけるよう、情報発信の充実を図る」「④新興感染症など新たな脅威への備えを着実に実施し、下水道機能の対策を講じる」ことを基本的な考え方として、取り組みを進めています。

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