沿岸開発抑制でブルーカーボン「増」 IPCC報告書に異論 港湾空港技研

港湾空港技術研究所・沿岸環境研究グループの茂木博匡主任研究官と桑江朝比呂グループ長らの研究チームは12月19日、世界の浅海生態系(海草藻場・海藻藻場・塩性湿地・マングローブ=ブルーカーボン)の将来的な面積について現状維持か、拡大するという予測結果を発表した。これまで気候変動により面積が大幅に縮小するとの気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告などとは異なる見解を示した。海岸構造物や沿岸開発による影響を最小限に抑えれば海面上昇に対して浅海生態系は大幅減少を避けられる見込みだとした。

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