IAEA 24年度報告 50年の原子力予測950ギガワット 19・3兆円投資呼び掛けネットゼロへ2・5倍

国際原子力機関(IAEA)は10月29日、2024年度の年次報告書を公表し、原子力発電容量の予測を発表した。2050年までに原子力発電による電力容量は多ければ950ギガワットに達すると予測し、23年時の予測から60ギガワット増加する見通しを示した。少なくとも30年までに514ギガワットに達し、23年予測より56ギガワット多く、いずれも予測を大幅に上方修正した。同期間で比較的多い発電量を達成するためには、既存の約500億ドル(約7兆7千円)の年間投資額から、1250億ドル(約19兆2500億円)に増額しなければならないと指摘。ネットゼロの実現に向けては原子力の持つ役割の強化を訴えた。

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