東邦ガスなど LNG冷熱のDAC技術 ベンチスケール、大阪万博で試験
東邦ガス、名古屋大学、東京理科大学の3者は1日、大気中のCO2を分離回収しドライアイス化する技術「Cryo-DAC(クライオダック)」のベンチスケール実証を開始した。この技術は液化天然ガス(LNG)の未利用冷熱を活用して大気中から直接CO2を分離回収(DAC)する。エネルギーとコストを削減する。今後、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け2040年頃の実用化を目指す。主要技術であるCO2の吸収、再生、昇華の3工程を連結させたベンチスケール機による連続運転を実証する。日本国際博覧会(大阪・関西万博)でも回収試験を行う予定。

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