災害避難所のトイレ問題を改善する提案 正和電工 「重要! 避難所のトイレ」として仮設公衆トイレを開発
水不要、おがくずのみで処理
近年、災害時に断水や下水道の損壊で水洗トイレが使えなくなった際、簡易トイレの備蓄が呼びかけられてきた。しかし簡易トイレでは使用後に排泄物が処理されないため、衛生環境が悪化し、感染症の温床となる。正和電工(北海道旭川市)は避難所のトイレが重要として1995年よりおがくずと排泄物を電力でかき混ぜ、微生物の力で分解処理する、臭いもほとんどなく、衛生的なバイオトイレの生産を開始している。

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