下水道管路管理の戦略的転換を 道路陥没検討委、金子国交相に第3次提言

国土交通省の「下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた対策検討委員会」(委員長=家田仁・政策研究大学院大学特別教授)は1日、第3次提言を金子恭之国交相に手渡した(写真)。1月28日に埼玉県八潮市で発生した大規模道路陥没事故を受け、提言では2つの「メリハリ」と2つの「見える化」によって下水道管路マネジメントを戦略的に転換し全国隅々まで徹底するよう国に求めた。さらに、下水道管路にとどまらず、インフラ全般のマネジメントについても新たな道筋を示した。提言を受けて金子国交相は「法令を含む諸制度の見直しの検討を加速化するとともに、国土強靱化に必要な予算をしっかり確保していく」と応えた。

国交省・下水道管路管理技術基準検討会 「メリハリ」つけた管路管理体制確立を 「重要管路」の調査は高頻度化へ_左から金子国交相、家田委員
左から金子国交相、家田委員

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