Jパワー 石炭火力でエネ作物混焼試験 バイオマス活用で低炭素化へ
電源開発(Jパワー)は10日、同社の石炭火力発電所でエネルギー作物「エリアンサス」の混焼試験を行ったと発表した。既存の石炭火力発電所でエリアンサスを混焼する取り組みは国内で初めてとなる。
エリアンサスはイネ科の多年生植物で、干ばつに強く、低肥料・低労力で栽培できるのが特徴。生産量は1ヘクタール当たり年産30トンと、木質バイオマスの約2倍で、関東以南での栽培に適している。
今回の試験では、熊本県和水町の遊休農地を活用して栽培されたエリアンサスを使用。収穫後にペレット加工したものを石炭と混ぜて燃焼させた。
Jパワーは、今回の試験結果を踏まえ、国内栽培バイオマス燃料の実用化に向けた研究をさらに進め、石炭火力の低炭素化を推進する。