建材一体型太陽電池の実証 札幌市庁にフィルム型ペロブスカイト 西松建設、YKK AP、エネコート
西松建設とYKK AP、エネコートテクノロジーズは2日、札幌市役所本庁舎で「建材一体型太陽光発電 内窓」の実証実験を開始した。ペロブスカイト太陽電池を使った発電システムの構築を試す。内窓に同太陽電池を設置することで断熱(省エネ)に加えて発電(創エネ)を兼ねる。
実証実験は市役所本庁舎の19階展望回廊で実施する。一般の利用者が自由に見学できる。観光名所の時計台やテレビ塔、大通公園がすぐ近くに見ることができ、各社や札幌市の取り組みと、建材一体型太陽光発電(BIPV)の認知拡大を図る。
2027年1月まで実施する予定。BIPV内窓の発電性能の検証や、積雪反射などの影響下での発電性能の増減を検証する。平置き設置との発電性能の差も調べるほか、市有施設へどのように実装するかなどを検討する。
YKK APがつくった内窓を2枚使う。賃貸物件など取り外しが必要な部位を想定した設置方法として木枠に組み込む。エネコートが製作した試作品のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を内窓1枚につき3枚使用する。同太陽電池は幅450ミリメートル、高さ370ミリの寸法。
YKKがBIPV内窓の実装方法を、西松建設が電気配線をそれぞれ検討と設置する。エネコートが発電データを計測し分析する。
