建材等の調達・施工時のCO2排出量 設計段階で短時間・高精度に算出 大成建設がBIM活用でシステム開発
大成建設は15日、建築物を新築する時の設計段階で、意匠・構造・設備を統合させた「BIM」モデルの活用により、建築物に使用する建材や設備などの調達・施工時のCO2排出量を短時間に高精度で算出できるシステムを開発したと発表した。「T-カーボンBIMシミュレーター」と呼ばれるこのシステムでは、建材の変更によるCO2排出量の増減をBIM上で確認し設計に反映させることもできる。また、同社は今後、建設費の自動積算と連携させたシステムの改良も図る予定であり、顧客のニーズに迅速に対応しながら、建築物のライフサイクルCO2排出量の削減に向けた取り組みを推進していく考え。
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