国交省 洋上風力施工シナリオ 各手法を比較、官民の課題を整理
国土交通省は5日、浮体式洋上風力発電の大規模な導入に向け方法を検討する官民の会合において、浮体式施設を海上で建設する際に基本となる6つの施工シナリオをまとめ、公表した。沖合20キロメートル、水深200メートルの水域に全体でギガワット級の施設を設置する想定で15メガワットサイズの風車を60基設置すると、施工期間が2年程度に及ぶと見積もる。シナリオの各手法を比較する際、ポイントとなる事項を示したほか、官民で取り組むべき課題の解決法について方向性を示した。シナリオを受けて浮き彫りになった論点を今後、港湾施設や船舶確保のあり方についての検討に掛ける。2025年度内で議論を重ねる。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。
記事本文残り80%
続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。
- 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
- 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
- 初月無料で有料会員に登録できます。