廃棄物処理業者が生き残るための脱炭素経営(53) TNFD開示の拡大が廃棄物処理業者に問い始めるもの

「自然資本」を説明できる処理業者が選ばれる時代

企業の環境情報開示は、いま大きな転換点を迎えている。これまで中心にあったのは、温室効果ガス排出量であった。スコープ1、スコープ2、スコープ3。自社だけでなく、サプライチェーン全体の排出量をどう把握し、削減するかが問われてきた。しかし、企業に求められる環境対応は、もはやCO2だけではない。水資源、生物多様性、森林、土壌、生態系。すなわち、自然資本との関係性を、企業がどう把握し、管理し、説明するかが問われ始めている。その象徴が、TNFDである。

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