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環境新聞社の新刊 産業廃棄物と資源循環 改訂新版 森谷 賢 著

本書は、2016年発行の同名書籍に17年の廃棄物処理法改正やプラスチック資源循環、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーなどの動向を加えて解説したもの。

環境新聞社の新刊 産業廃棄物と資源循環 改訂新版 森谷 賢 著_

必要とする自然資源を国内に十分に持たない日本では、事業活動や生活で発生する廃棄物を可能な限り再資源化することが欠かせない。とりわけ生産活動からの産業廃棄物を資源循環のために適正処理することは不可欠である。また、その資源循環にあたっては、何世代にも渡る気候変動に対処するため、脱炭素化は避けられない。

本書は、このような認識の下、改めて産業廃棄物処理業の現状をさまざまな角度から眺め、産業廃棄物処理業の発展をどのようにすべきかの示唆を与えようとする。その発展にあたっては、産業廃棄物を最終処分するために処理を行うとの受け手の事業から、処理により資源やエネルギーを創り出す事業へ変貌することが求められる。中小企業者がほとんどである業界では、この変貌は、同業者によるネットワーク化に止まらず共同出資による持ち株会社の設立やM&Aとなり、動静脈連携を意識したものとなる。

環境省で産業廃棄物課長や大臣官房審議官等を務め、全国産業資源循環連合会の専務理事として業界の課題に取り組んだ著者の広い視野と豊富な経験に裏打ちされた一冊。

【内容】第1章「廃棄物処理法」▽第2章「廃棄物処理とコンプライアンス」▽第3章「産業廃棄物ビジネス―処理の「受け手」から資源・エネルギーの「創り手」へ」(事業発展のモデル、プラスチックなどのリサイクル、脱炭素化、再エネ・水素、DX)▽第4章「業界の基盤」(人材育成、技能実習・特定技能、労働安全衛生)▽第5章「いま注目の廃棄物」(建設廃棄物、災害廃棄物、水銀・POPs・PCBの廃棄物)

【体裁】A5版、本文315ページ

【定価】2750円(本体2500円+税10%込み、送料別)

【申込先】環境新聞社販売部(0120・1972・65)