月刊下水道2024年1月号新春特集/未来へのブレイクスルー――若いパワーで切り拓け!

「建設の時代」から「維持管理の時代」へ移行した日本の下水道事業においては、新局面に向けいかに船出を図るかが模索されている。そうしたなか、我々を取り巻く社会経済状況や自然環境が激しく変わりつつある状況を鑑みれば、新たな海域へ向けて出港する前に、今一度発想の転換を図っておくことが必要かもしれない。未知の危険が潜んでいるかもしれない新たな海への船出には、確かな経験に裏打ちされたクラシックスタイルで臨むのが堅実かもしれないが、新しい水夫たちの感性・視力・突破力で新たな航路を切り拓いていくことも一手ではないだろうか。
2024年初号となる1月号では、下水道界を明るい未来へ導くであろう(導くと期待したい)“若い力”の数々を紹介する。


【特集】
■ 将来的なブレイクスルー+に向けて
■ ブレイクスルーの探し方
■ 公衆衛生情報収集システムとしての価値
■ 「若者が活躍できる社会」の可能性
■ 処理水を用いたアユの育成と河川生態系保全
■ 地中インフラの可視化・DX化
■ 下水道管路を物流幹線に
■ 牡蠣殻を活用した平常時・災害時の下水処理
■ 未来を創る人材育成