九電みらいエナジー 蓄電池マルチユース運用 国内初実証、FIPへ転換

九州電力グループの九電みらいエナジーは4日、今年度内に太陽光発電所に蓄電池を併設する新たなビジネスモデルを国内で初めて実証すると発表した。発電事業者が市場で売電した価格に一定のプレミアムを受けるFIP制度へと転換した上で、蓄電池による電気を卸電力市場と需給調整市場の2つの市場で取引するマルチユース運用により収益を最大化するもの。長崎県大村市の太陽光発電所に蓄電池を併設し昼間から夕方にかけて発電をタイムシフトする。昼間は太陽光発電所から蓄電池に充電し夕方は蓄電池から放電して電力を販売する。

事業スキーム
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