土壌・地下水汚染対策に活躍する企業 ケミカルグラウト
汚染物質の中でも揮発性有機化合物(VOC)は、土壌中で分解されにくく、地下深くまで浸透し、地下水にのって汚染が拡散する恐れがある。また水より重いため、透水層下の難透水層(粘土層)まで長い年月で到達する。そのためVOCを取り除くための土壌掘削および搬出は大規模かつ高コストであり、近隣への影響も大きい。そこで近年では、環境負荷の少ない汚染物質のみを抽出分解する原位置浄化法の適用促進が期待されている。ケミカルグラウトは、この原位置浄化法の中でもより環境に優しい、土中の微生物を活用するBioJet (バイオジェット)工法を開発した。同社は14日から東京ビッグサイトで開かれる地盤技術フォーラムで、同工法を紹介する。
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