国環研50周年記念講演 木本理事長「市民の変革支える使命」 公害研の思いを次代へ
国立環境研究所は12日、公開シンポジウム「創立50周年特別講演」を都内イイノホールで開いた。1974年3月に前身の公害研究所を発足し半世紀を経たのを受けこれまでの軌跡と今後の展望に思いをはせる3つの講演を披露。会場オンライン合わせて約600人が参加した。木本昌秀理事長は冒頭のあいさつで「地球環境は現在、勝負の10年の真っ最中にある。環境と人間社会が共存するため大きく社会が変わっていくよう、われわれは(施策を判断するための)エビデンスを提供するだけでなく、市民が強い意志を持って変革していく手助けをしていく使命がある」と決意を語った。

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