環境省 老朽化浄化槽の撤去・転換推進 「判定」の考え方など見直しへ 総務省勧告受け検討開始

環境省は、老朽化による漏水で生活環境への悪影響が懸念される単独処理浄化槽(特定既存単独槽)について、撤去や合併処理浄化槽への転換を進める。2019年の浄化槽法改正で特定既存単独槽を都道府県等が判定し、撤去等の助言・指導を行う制度が導入されたものの、十分に活用されていないことが総務省が9日公表した調査結果で分かった。総務省は、判定の考え方を見直し定量的な基準を設定するよう、環境省に勧告した。これを受け環境省は15日、「浄化槽法施行状況点検検討会」の初会合を開き、対応策の検討を始めた。

環境省 老朽化浄化槽の撤去・転換推進 「判定」の考え方など見直しへ 総務省勧告受け検討開始_図 単独浄化槽の全体像(イメージ)と勧告のポイント(総務省「浄化槽行政に関する調査結果」(概要)資料より)
図 単独浄化槽の全体像(イメージ)と勧告のポイント(総務省「浄化槽行政に関する調査結果」(概要)資料より)

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