廃プラ等を副資材に「ケミカルリサイクル」 ミタカグループ

 ミタカグループホールディングス(滋賀県湖南市)は、これまで焼却や埋め立て処理されていた廃プラスチックなどの処理困難物を、製鉄所で使用される副資材に生まれ変わらせる「ケミカルリサイクル」を開始した。まだ全国で数社しか保有していない設備を導入して、製鉄副資材「エコマイト」を製造。同副資材は高炉ではフォーミング抑制剤として、電炉では加炭剤として使用される。製造する副資材は非常に高品質で、すでに国内の大手製鉄所からの受注が急速に拡大している。同社は「資源を埋めない、燃やさない」「プラスαのサービスを提供する」「仕事に真摯に取り組み、そして楽しむ」を企業の価値基準に掲げており、今回のプラスチック等のケミカルリサイクルでさまざまな企業のリサイクルニーズに応えていく方針だ。

ミタカ1
高品質な製鉄副資材「エコマイト」の製造設備

製鉄所の高炉でフォーミング抑制剤として活用

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り78%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。