戸田建設　ＺＥＢ設計ツール「とだゼブくん」　今年度中に過半数をゼロエネ設計に

戸田建設は９日、エネルギー収支をゼロにしたビルであるＺＥＢの設計業務を効率化し顧客のニーズに合わせた提案につなげる設計支援ツール「とだゼブくん」を開発したと発表した。４月から運用している。ＺＥＢ設計にはエネルギー計算を伴い作業負荷が掛かり、顧客ごとの異なるニーズを読み取って最適なＺＥＢ提案に結び付けるまでに時間を要する。とだゼブくんはこれらの課題を解決するためさまざまな用途に向く最適化技術「modeFRONTIER（モードフロンティア）」を活用し開発した。とだゼブくんを使い２０２５年度中に自社設計・コンサルティング業務のＺＥＢ化率50％以上を目指す。