環境福祉学講座(179) 漁業の歴史からみる環境福祉(15) 漁業を育てる森
森は海の恋人
4月下旬の週末、NHKテレビの子ども向けの教育番組を見ていると、広島県廿日市市沖の瀬戸内海でカキの養殖を行っている漁業者の仕事ぶりが放映されていた。岬や小島で囲まれた穏やかな広島湾で筏を設置して特産のカキを養殖している。ここは、太田川が上流の中国山地の森林からカキの餌となる植物プラントの栄養分を運んでくるという好条件に恵まれている。広島県のカキ養殖の生産量は、2022年で日本1位である。
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